*Hearty Angels*
◆箕輪優子
横河電機株式会社 人財労政部
横河ファウンドリー株式会社 取締役

厚生労働大臣認定 産業カウンセラー
チャレンジ精神旺盛で行動派。
箕輪女史が構築した横河ファウンドリー株式会社。
横河電機は女性だからというだけの理由で発言できない環境は全くなく、下からボトムアップできる組織。独自の人脈も持っていたことから、アドバイスしてくださる方に恵まれ会社設立および採用・教育に際しては丁寧に関わることができたと当時を振り返る。仕事とは組織の中で楽しめるものであると言い切る。
◆濱田博子
横河電機株式会社 人財労政部
横河ファウンドリー株式会社 人事担当





誰に対しても優しく包み込むような笑顔。
昨年の10月から平田女史と共に横河ファウンドリー株式会社の強化を担当。
箕輪女史は行動力があって、常に内容がしっかりしている。3人の接点はまるでなかったのだが3物質が混ざり合ったら化学変化がおきたという感じ。異質なものを取り入れ、相手の意見を尊重することは大切。「なるほど。」という新たな発見も多い。そして現在の職場の環境は仕事そのものよりも人間関係に恵まれていると仰る。
◆平田裕美子
横河電機株式会社 人財労政部
横河ファウンドリー株式会社 人事担当



鋭い洞察力と分析力。
濱田女史と共に、特に社員のパソコン関係のレベルアップを図るための強化を担当。
現在のニーズに合わせた職域拡大、個別チャレンジ精神の育成と丁寧な意思確認を行い、新しい仕事にもチャレンジできる可能性を追求した組織づくり、自分の能力に気づいてもらうため、深層心理を引き出すことに取り組んでいる。彼女も人間関係がとても良好だと仰る。
1998年、障害者雇用に関する法改正の動きが出始めた。翌年1999年5月に箕輪女史がプロジェクトチームの要となり5ヶ月間の取組みにより同年9月1日横河ファウンドリー株式会社が設立され「障害者雇用促進法」に基づき特例子会社に認定された。
知的障害を持つ方々がその能力を発揮できる一番ベストな環境を整備し、3年以内に黒字を出すことを条件に設立された横河ファウンドリーは、雇用側、労働側、双方の信頼関係を見事に築き上げ、順調に躍進し、親会社との約束通り、3年で黒字経営を実現させた。
そして5年経った現在、退職者ゼロという実績も併せ持ち、とても良好な経営を持続させている。

 

女性だから、障害を持っているから、という偏見のない環境だからこそ生まれた
横河ファウンドリー株式会社。
現実問題、建前としてそうアピールする企業はゴマンとある。
有言実行するからには会社も社員も、それ相当の覚悟が必要なのは言うまでもない話である。

「誰しも強みもあれば弱点も持って生きています。得手不得手もあります。
こと障害者雇用に関して、伝える方に責任はないのか?
言葉を発したことで満足しているだけで、実は何も伝わっていないのではないか?
そう自分を振り返るときも必要です。
伝える側に未熟さがあるかもしれないのに、やっぱり障害者だから無理なんだ・・・・
と伝わらないことの責任を、全て相手に押し付けないよう戒める必要があります。
常識、非常識に障害も健常も関係ないですよ。」

箕輪女史の言葉は、私の胸の奥底に深く染みわたった。

 

横河ファウンドリー株式会社 業務内容
名刺印刷 パソコンを使って名刺を印刷
ゴム印制作 パソコンを使ってゴム印を制作
データの入力作業 請求書等の集計、文書の清書及び修正
生産業務請負 銘 板(製品に貼るラベル)の製作
パン販売 横河電機構内にて、陳列、販売、レジ、売上集計
リサイクル業務 不要パソコン、測定機器の解体及び分別
書類ファイルの修理作業 破損した書類ファイルの修理、清掃、リサイクル
各種書類の発送代行 請求書、DM等の封入・発送を代行

 
お昼に横河電機構内で販売している100円パンは行列ができるほど毎日大好評。
パン製造業者から仕入れたものを陳列、販売し、日々の売上集計も行っている。



年に1度開催される特例子会社のキックベース大会で、横河ファウンドリーは
10人以上チームのブロックで見事に優勝!
「でも・・・・ルールを殆ど把握してないメンバーもいます・・・(笑)」









まずは1勝!







試合が終わったあとは「ノーサイド」。対戦相手と記念撮影。





総勢6チームが参加した和気藹々とした交流会は、文字通り「壁」など無く、
それぞれの笑顔は真夏の眩しい太陽と同じように、とてもキラキラしていた。


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視察に来られる方々へ、社員一人一人が責任をもって業務内容を説明する。

自分の仕事に誇りと責任をもっているからこそ堂々と胸を張って自信をもってご案内できる。

雇用側と労働側がそこまで信頼関係を結んでいる企業は数少ないと思う。

「壁」なんて初めから・・・・無い。

私が感じていたことを、見事に表現してくれていたHearty Angels(私が勝手につけた呼称だが)は

とてもナチュラルで、強く、芯のある女性達だった。そして、本当の意味での人としての思いやりがあった。

「心意気」は投げ出したくなるほど、哀しみや辛さと背中併せのときがある。

でも!一緒に前を見据えて進んで行こうとする気概に、

性別、年齢、学歴、ハンデキャップはマイナス要因でも何でもない。

喜怒哀楽を共にし、意義を見出せた人達で創り上げた最高の笑顔。

どうしてもキックベース大会での三人の女史と社員の皆様をデジカメに収めたかった。

最高の笑顔がこんな身近にあったことに、深く感謝した今回の取材だった。

文責:jojitown hiromi 取材日:2004.7.17

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